医療保険の人気順から自分に合った商品を選ぶ

保険選びで評価するポイント

高額療養費制度や傷病手当金があるおかげで、医療費は思った以上にかからないことが予測できます。とはいえ、何もなしというのはさすがに心細いので、安い医療保険なら「お守り」として入っても悪くないのでは、という話をしました。ただ、これだと長期入院のリスクには対応できないことから、本当の意味で役立つのは1入院の限度日数が長い商品だとも結論づけました。(詳細は医療保険の不要論者だった私がその考えを改めだした理由をご覧ください)

私はこの判断基準に従って医療保険を選んでいます。では次の段階に進んで具体的な商品選びの方法ですが、これは自分の中で絶対に心がけていることがあります。それは、できるだけ人気度の高い商品から選ぶことです。

人気の高い商品とは ~あいまいな「認知度」では選ばない

人気のある商品から選ぶのはOKですが、世間によく知られているからと理由で選ぶのはNGだと思っています。「人気度=認知度」じゃないかと思われるかもしれませんが、保険に限らずすべての商品は、人気がなくても広告さえ打てば認知度を拡げることができます。

毎日どこかで流れている保険のCM。雑誌で目にする保険特集や根拠の乏しいランキング。こうした情報から認知度が高まった商品を、私たちは「いい商品だ」と思いがちです。しかし実際は、ただ保険会社の広告費が潤沢なだけで、認知度と商品の質は必ずしも結びつくわけではありません。

このことから私は、多くの人が選んだ、または具体的に関心をもった保険を人気度の高い商品と位置づけ、チェックすることにしています。

下記は、毎年更新されているプロのFPが選んだ保険ランキングが公開されているサイトがありました。
調査方法についても記載されていますので参考になると思います。

最新の医療保険人気ランキング(医療保険の教科書) 

資料請求サイトを活用する

最も手っ取り早いのが、保険市場などの保険専門サイトを利用する方法です。数えきれないほどある医療保険から一つひとつ調べていては大変なので、保険を多く取り扱っているサイトから効率よくピックアップしています。

資料請求サイトの活用を思いついた理由は、ここには、私が言う「人気度」から探せる資料請求数ランキングがあるからです。私のように医療保険を探している人が、どんな商品に惹かれ、実際に資料請求したのかは、私にとってかなり興味深いデータです。

もちろん私とは違う価値基準で選んでいる人や、よく分からないままとりあえず資料請求した人も含まれているでしょう。しかし、世間一般の“なんとなくの認知度”よりはいくらか説得力がありますし、いろんなタイプの商品に目を通すことで新たな発見があるかもしれません。その意味では、1社や2社ではなく、人気順にそって5~10商品取り寄せる方がいいでしょう。資料請求自体に料金はかからず、取り寄せた先の保険会社から勧誘がきたりもしません。

指定した資料が届いたら

資料が届いたら、まずは自分の価値基準に従って保障内容を比べていきます。私の場合、価値基準が2種類ありますが、長期入院に耐えられる保険はそう数が多くないため、候補はすぐに絞ることができました。

問題は「お守り」程度の感覚で保険加入を考えたときで、これは保険料が95%、残りの5%は各社の特色を比較して点数をつけます。たとえば先進医療特約ひとつを取っても、保障内容は各社一律ではありません。このとき、疑問に思うことがあれば必ずカスタマーセンター、または担当者に質問しましょう。保険に詳しい人は特に、知識があるゆえに自分の中で勝手に解決している可能性があります。

困ったときは保険のプロに相談してみる

資料とにらめっこすればするほど混乱してくることがあります。もともと保険はややこしく設計されているものなので無理はありません。そんなときは、第三者の意見を取り入れて頭を整理するのもいいでしょう。保険に詳しい知人でもいいですが、専門のコンサルタントに聞いてみるのも有効です。

私は一度、コンサルティングプラザという無料の保険相談ショップを利用してみましたが、なかなか興味深い話が聞けました。きっと勧誘されると思ってわりかし構えていったものの、まったくそんな感じではなく、私が選んだ保険について丁寧にアドバイスしてくれました。どうやら保険相談ショップにもいろいろあって、ノルマの厳しいところは無料相談という名の営業をかけてくるようですが、コンサルティングプラザはそうした行為を禁止されているそうです。自分で判断できなくなったら、行ってみる価値はあると思います。

以上、自己流の方法ではありますが、自分に合った商品を無から発掘するのは予想以上に根気がいるため、それよりは効率がよく、精度も高いと思っています。お役に立てれば幸いです。

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